ちびギコは何故存在するのか。
  そんな素朴な疑問を解明すべく立ち上がったモナ村教授。
  ちびギコはわれわれにとって、どういう存在なのか・・・・


 筆者(以下、ひ)  :今日はよろしくお願いします
 モナ村(以下、モ) :どうも。
 ひ :早速ですが、教授の説を聞かせてください。
 モ :いや、もう、自分でも信じられないほど大変な存在ですよ。ヤシらは。
 ひ :そうですか。普段は殺してるだけなんで、特にすごいとは思えないですが、なにか?
 モ :われわれの宇宙には、まるで生命の誕生をその内部にプログラムされてたかのような秩序があり、ちびギコも・・
 ひ :ちびギコはその中から省かれていたはずです。                    ________
 モ :それではいけない。われわれはモノとして扱っているが、生命だ。         | ほっしゅほっしゅ |
 ひ :はぁ・・                                            |     ..,,,,.,.,,       |
 モ :話を続ける。ちびギコも、一個の生命として生まれてくる運命にあった。      |    ミ・д・ミ     .|
 ひ :それは一般的な生物学者とは完全に立場を逆にしますね。非常に興味深い。. |  .   "''''''"    . |
 モ :私はちびギコの起源をこの謎の生物(※図1)にもとめる。               ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ひ :これは「生きた化石」と呼ばれる被虐物体・・                       図1 謎の原始生命
 モ :約40億年前、最初の生命は海の中で生まれた。
    かれらは原始大気の中の物質を合成して作られた有機物を材料として生まれたわけだが、この謎の物体は
    メタンガスのみでできており、無視され続けたのだろう。
 ひ :なるほど。ちびギコはクソから生まれるのも、その名残ですか。
 モ :そう、そして謎の物体は生命の進化と歩調を合わせるかのように進化し、常に虐殺されやすい形を取り続けてきた。
 ひ :なるほど・・じゃあ、もしわれわれが進化すれば、ちびギコも進化すると。
 モ :そしてわたしは、生命が滅亡するときは、ちびギコも滅亡すると考える。虐殺するものがいなくなれば、宇宙にとって必要なくなる。
 ひ :そうですか。じゃあ、わたしも宇宙の意志にしたがって・・
 モ :そうですな。そろそろ殺したくなってきた・・
 ひ :では、今日はお忙しい中・・あ、もう殺してる!
 モ :オラァ!!


 取材を終えて
  教授の虐殺は知性を感じさせた。
  図2では教授の虐殺のあとを写真にとってあるが、虐殺を最も理性的に考える人だと思った。

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   図2 カシオペア座




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