いつもは屋根にのぼっても、手が届かなくって、もどかしかった雲が いまは足元に。 他は何もない。ぼくは、どこからも追いやられどこにも行くところがない。 そらに ぼくは 遠ざかって 地面が 自分が目の前に 背中に耐えがたい痛みが走り目の前が真っ暗になって