567 ：名無し殿必死だな ：05/01/13 21:43:29 ID:l8xz4UlL
カレーでビーフシチューの話を思ひ出せり。以下コピペ
東郷平八郎、ｲｷﾞﾘｽで食つたﾋﾞｰﾌｼﾁｭｰがｳﾏｰだつたが故に、部下に作らせんとす。
↓
然乍らヂヽイ、具にジャガイモ、ニンジン、タマネギ、肉が入りてゐた事丈告げて、
部下にとりて完全に未知の料理たる、「びーふしちゆー」を作れと、ｲｼﾞﾒﾚﾍﾞﾙの無茶な命令をす。
↓
然乍ら部下も「異國の料理」と言はれてんのに、醤油とみりんで味付けすなる開き直りをみせる。
↓
肉ぢやが誕生
といふ切り貼りを見たにて候が。
ビーフシチュウといふ物が一般家庭で食せらるゝやうになるゝは、何時頃の事なのでせうか。
ビーフシチユウは、明治末期頃には都会の高級西洋料理店に於いては
供されるやうに成つて居たことと思います。
しかし庶民はまだ／＼其の存在すら知りえぬ者が殆どだつたでせう。
ビーフシチユウを家庭にても食するのは、家に料理人を置くほどの大家で
しかも主人が西洋通でなくてはできる方便がなかつた筈です。
一般家庭にても食せらるゝやうになつたのは、やつと太平洋戦争後のことではないでせうか。
擬古先生は、一応？文士であり知識人で、しかも進取の気鋭盛んにして
新しもの好きな御方ですから、自ら厨房に入り西洋料理の腕を振るわれたのでせう。
∧ ∧
ミ ﾟДﾟﾐ∧
∩ヽ/||⌒!つ
實は、擬古先生がどうやつてビーフシチユウを作つたか
その邊りのことも繪々化してゐるのですが、諸事情で大幅に遲れてをります。
必ずや御目にかけますので、氣長にお待ちくださいませ。
∧∧
(；ﾟДﾟ) ｱｱ ｲﾁﾆﾁｶﾞ30ｼﾞｶﾝﾎｽｨ
<φ y >
┳┯┯┯┯┯┳
─┸┴┴┴┴┴┸─
| 堂 省 四 の 本 ｜
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__|
─────────┐
ヤアご隱居｡ |
───────‐y─┘ ガラツ | オヤ、擬古さん
|||||||||| | | | |||||||||||||||||||| | いらつしやい
ﾆﾆﾆﾆ | ∧∧ | | |||||| ∩∩ ,彡└─y───────
|||||||||| | (,,ﾟДﾟ) .| （´ー`）／
冂冂冂 く ヽ/｀_iっ ＿□ （ つ
□□□ 川川 | |≡≡≡≡≡≡
￣￣￣| U U .| |￣￣￣￣￣￣
|||||||||| | | ||||||||||||||||||||
ﾆﾆﾆﾆ | | |||||| ∩∩ ,彡 ))
|||||||||| | （´ー`）／
冂冂冂∧∧ ＿□ （ つ
□ |｀Ｙ(Дﾟ ,,) |≡≡≡≡≡≡
￣ ｀⊂l_,, l |￣￣￣￣￣￣
川川
∪∪
──────ﾍ─────┐
お、新刊が入つてるぞ |
「西洋料理の本」？ |
く`く｀`ヽ○
,. -'"~´::::＼＼ ＼
_／ ,,;;:::::rrｭ::;;::;;＼＼ ヽ
〈| ;;:::/）:しＪﾐっ:::;;::＼＼|
! ;;:::r::;;;:::<:::<:::;rｔ;:;:;ﾚ＼〉
!＼;;:〈_,,;:;:tｭ;:;::／/
l ` ー--─'" /
｀ヽ､＿＿_,. -'
,.〜'⌒'〜'⌒∨'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'ヽ
∧∧
|｀Ｙ(Дﾟ ,,) r'⌒'⌒'⌒'⌒'⌒'⌒'⌒'⌒'⌒'⌒'⌒'⌒ヽ
｀⊂l_,, ｌ （ ビーフシチユウか うまさうだ…ｺﾞｸﾘ
川川 o ○ 材料も書いてある、これなら自分で
∪∪ （ 作れるかもしれんな
ご隱居、この本を頂かうか |
─────y───────┘
∩∩ ｜ また料理に
∧∧ （´ー`） ＜ 挑戰するんですかい
(＿__,) Π口口口口 └──────────
<| | <ゝ ≡≡≡≡≡≡
〜川ﾘ!l |￣￣￣￣￣￣
￣￣￣Ｕ U￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
―――――――||_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/||――――――─‐| ＿＿＿＿
筆 年 萬 ||_/| カフェモガ |../_/_/_/ |l. 堂 星 四 | |＿＿＿＿|
＿＿＿＿＿＿＿||_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/||＿＿＿＿＿＿＿_.|＿＿＿＿＿
＿＿＿＿ || ＿＿_ ＿＿＿ || , _,、 Uﾐ | ＿＿＿
|ﾍﾟﾘｶｿ | || | ｜ ||＿||＿|| .|| 〉 〈 ≪__〉＼ | ||￣||￣||
|~￣<>￣~| ||. ,､,､ 丶 | ||￣||￣|| .|| l,､,､ ノ__ゝ＼ | ||＿||＿||
|ｵﾄﾉ | || (ﾏ｀) ＼ | ￣￣￣ ||＿(. ･)＿＿＿＿＿| ||￣||￣||
|~￣￣￣~| || |'u=| ｜ ||□.<,=|]□□□□[ | ||＿||＿||
￣￣￣￣￣￣￣￣￣(∧)￣￣￣￣￣￣￣￣￣u u￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_
──────────────────────────────‐
┌─────────────────────
│ どみぐらすそおす？ 聞いたことがないな
│ ビーフシチユウを食つたことはあるが…
│ 色からすると赤味噌でも入つてゐるのだらうか？
└───y──────────────────
∧∧
(.；ﾟД) lヽ ｺﾚﾊ ﾑﾂｶｼｻｳﾀﾞ
（,,__lっl￣i|
───────ﾉ川ﾘ!l ￣ ────────────────────‐
(./ ∪
───────ﾍ───────────┐
うゝむ…デパートメントなら、もしかすると |
置いてあるかもしれん |
| | ｜ ｜
A ／＼ A A A
ｴﾆﾕ_／／i＼＼ｴﾆﾕ＿＿＿＿＿ｴﾆﾕ＿＿＿＿＿ｴﾆﾕ＿
|固|. ===舎=== |固|========== |固|========== |固|===
. }ニニ{ ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}ニニ{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}ニニ{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}ニニ{ﾆﾆ
| ｜ | │ | | | |
. iﾆﾆﾆi===ｴｴ===iﾆﾆﾆi.===ｴｴ===iﾆﾆﾆi ===ｴｴ===iﾆﾆﾆi==
| ｢l｜ /l⌒lヽ | ｢l｜ 冂 冂 | ｢l｜ 冂 冂 │｢l｜
| |.| | |_|＿|_| | |.|｜ 凵 凵 | |.|｜ 凵 凵 | |.|｜
| |.| | |_|＿|_| | |.|｜ 冂 冂 | |.|｜ 冂 冂 | |.|｜
| |.| | | | | | | |.|｜ 凵 凵 | |.|｜ 凵 凵 | |.|｜
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{ﾆﾆﾆ}.￣￣￣￣{ﾆﾆﾆ}.￣￣￣￣{ﾆﾆﾆ}~￣￣￣￣ {ﾆﾆﾆ}￣
|ｴｴ｢￣|￣￣|￣|ｴｴ｢￣|￣￣|￣ |ｴｴ「￣|￣￣|￣~|ｴｴ「￣
|,,ｴ,| l | |,,ｴ,| l | |,,ｴ,| l | |,,ｴ,|
|,ｴ,,| l | |,ｴ,,| l | |,ｴ,,| l | |,ｴ,,|
／ ￣ ￣￣￣￣￣ ￣ ￣￣￣￣￣ ￣ ￣￣￣￣￣ ￣ ￣￣
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
〜三越百貨店〜
r;;;;;;､
ｿ ﾟｰ) ､
〉 っ ＼ ＼
~uu~､ ＼ ＼ _。
＼ ＼ `────.(())))),)─────
＼ ＼＿＿＿＿＿_ （ｰ｀ ）＿＿＿＿＿
＼ l / /（y'""ﾞﾐ
＼|＿＿＿＿＿_｜<,, |＿＿＿＿＿_
└ｕu┘
∧∧=∧∧
(ﾟДﾟ；≡ﾟДﾟ)
く_]ﾆ[__>
川川
r'ﾙﾘﾝ､ U U + 激しく場違い +
∬ ﾟｰﾟﾉ
U y j
ﾉ,/_ヽゝ
(/ ヽ)
┌─────────┐
｜いらつしやいませ､ | 人,
∠ 何をお探しでせうか？ | ∧∧ て
└─────────┘ (；ﾟДﾟ)
/ _,>,>
>))）)）
(ﾉ U
ｲﾔ ｱﾉ──────────
｜ せ、西洋料理の
｜ その、何だ、あれを探しに
└──────y──────
∧∧ ∧∧ っ っ
(*‘ｰ‘) (ﾟДﾟ；)
|｀uu'| cくヽ/ >
/＿__ヽ 川川
UU U U
──────‐ﾍ────┐
西洋料理に使ふもの…｜ ┌──ﾍ────
でございますか？ | ｜ それそれ！
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
∧ ∧ ＜ 小一時間後
＿＿＿( °Д°) ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
（＿＿＿__ﾉ
UU UU
|| | | || , ' ⌒ ヽ. |<>| , ' ⌒ ヽ |<>| , ' ⌒ ヽ
|| | | || || | || |§| || | || |§| || | ||
|| | | || ||―|―|| |<>| ||―|―|| |<>| ||―|―||
|| | | || || | || |§| || | || |§| || | ||
|| | | || ||―|―|| |<>| ||―|―|| |<>| ||―|―||
|| | | || || | || |§| || | || |§| || | ||
|| | | || ￣￣ |<>| ￣￣ |<>| ￣￣
│やれ／＼、やつと買物が一段落した
└────────v────────
∧∧
(‐Д‐;)
∩∩ < y >
|￣￣|~l/￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
|＿＿|_/ ∧
/ /y〉
〆ﾉハ
从 ﾟー) ｲﾗﾂｼﾔｲﾏｾ
<っ○o
/ i__iヽ
^^(/U^
｜擬古先生ぢやないですか
｜いらつしやいませ、今日は何にしますか？
└────y─────────────
(⌒'⌒'~) | さうだな、オムライスを頼む
|＿＿_| ∧∧ └─y───────────
（ ・∀・） (ﾟДﾟ,,)
（ l ： ） ∩∩ < y >
人 Ｙ |￣￣|~l/￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
し'（_＿） |＿＿|_/ ∧
/ /y〉
｜かしこまりました、ところで…
｜今日はずいぶんな大荷物ですねエ
└─y─────────────‐
│ アゝ、實はビーフシチユウを
(⌒'⌒'~) │ 作つてみたくなつてな
|＿＿_| ∧∧ └y────────────
（ ・∀・） (Дﾟ ,,)
（ l ： ） ∩∩ < y >
｜ ｜ ｜ |￣￣|~l/￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
（＿_）＿） |＿＿|_/ ∧
/ /y〉
｜え？ それで、材料は？
└─y─────────│ うむ、ドミグラスソオス
│ といふものが見つからないのだ
(⌒'⌒'~) └y──────────────
|＿＿_| ∧∧ ﾄﾘｱｴｽﾞ ｱｶﾐｿｦ ｶﾂﾃﾐﾀｶﾞﾅ
（ ；・∀・） (ﾟДﾟ,,)
（ l ： ） ∩∩ < y >
｜ ｜ ｜ |￣￣|~l/￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
（＿_）＿） |＿＿|_/ ∧
o / /y〉
r'⌒^⌒^○
（ 味噌… ）
ゝ,＿,､＿,ノ
｜わかりました、本來なら門外不出ですが
｜擬古先生は常連様ですし、
└─v─────────────‐
｜いいでせう。特別に
｜當店特製のソオスをお分けします
└y──────────────
(⌒'⌒'~)
|＿＿_| ∧∧
（ ；-∀-） (Дﾟ *) ,――――─―‐､
（ l ： ） ∩∩ < y > ＜ ほんたうか！ .|
｜ ｜ ｜ |￣￣|~l/￣￣￣￣￣￣ ｜それは有難い |
（＿_）＿） |＿＿|_/ ∧ `ー――─――‐'
/ /y〉
│お歸りなさい…
│なんですの、この荷物は？
└──────y─────
/ﾉ人ヽ
| |―――‐ (ﾟーﾟ；)
∧∧ .| |＊ ＊ ＊ ( y｡ ~)
(,,^Д) | | ＊ ＊ ＊ |,,,,,,||]
∩∩ く ヽ/ > | | ＊ ＊ ＊ | ﾉゞ
|￣￣|~l 川川 |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
|＿＿|_| U U |
￣￣￣￣￣￣￣￣
──────ﾍ───────────┐
今日はうまいものを食はせてやるぞ！ |
料理するから、お前は手を出さんでくれ |
│ アラ、夕飯の支度なら
│ 私がしますのに
└────────y──
いゝから／＼､ ｜
お前は坐つていなさい ＞ ∧∧ /ﾉ人ヽ
──────────┘ |‐ (,,ﾟДﾟ)(ﾟーﾟ*)
| |＊l ,__iっ( ｙ~)
| | ﾉ川ﾘl [||,,,,,,|
∩∩ | | (/ ヽ) <ヽ |
|￣￣|~l |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
|＿＿|_| | ┌─ﾍ────
￣￣￣￣￣￣￣￣ │はいはい
ｒ'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'ヽ
（ 大丈夫かしら…… （
|| ヽ＿.-､＿,-､＿,-､＿,-､__ﾉ
.|| o
.＿＿＿Ｏ|| /ﾉ人ヽ
井 井 井 || (；ﾟーﾟ)
井 井 井|| (,, ｙ~)
井 井 井 || ⊂(＿__）┳━━━━┳
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ヽ人_从人__从_从人_从人_人/
|| 》 うわーーーーー！！ 《
.|| 人_ Y⌒YW⌒Y⌒WW⌒⌒YW´
.＿＿＿Ｏ|| /ﾉ人ヽ て ｶﾞﾗｶﾞﾗ
井 井 井 || (；ﾟ oﾟ) ｶﾞﾁｬｰﾝ
井 井 井|| (,, ｙ~) ／
井 井 井 || ⊂(＿__）┳━━━━┳
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
_┻┻_
┌―┬┴┬┴┬──―─―┬┐
├┬┴ l ⌒l─┴─l ⌒l ─┬┴┤
├┴┬ l l----- l;;从ｌ ┬┴─┤
└―┴┴/┴―─┴/┴┴──┘
,へ、 ∧∧
／ > (ﾟДﾟ；)
─────────┐ , -〜＼ ／ cくヽ/ >
マア、何事ですの？｜（ ｀) |||||||| ﾟ
──────‐y──┘ ヽ､＿ ノ ｡U U
｡￣
/ﾉ人ヽ
(* ﾟд) ┌──────ﾍ──────‐
(,, ~) ｜水が入つた鍋をひつくり返した
[||,,,,,,| ｜着替えを出してくれ
<ヽ | └─────────────
あなた、よかったら ｜
私が作つてみませうか？ |
──────‐y─────┘ ||
∧∧ ||
/ﾉ人ヽ (Дﾟ #) ||Ｏ＿＿＿_
(*ﾟーﾟ) < y > || ＃＃＃＃
（ (＿iっ≧= ==== || ＃＃＃＃
⊂(＿__）}ﾆﾆﾆ U U || ＃＃＃＃
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ヽ人_从人__从_从人__从人_人_从人_从_/
》 うるさい、男子に二言はない！！ 《
Y⌒YW⌒Y⌒WW⌒⌒YW⌒Y⌒WY⌒Y
まづは平鍋で肉を炒める…と |
────y─────────┘
∧∧
(,,ﾟДﾟ) ｼﾞｭｰ
<o||y >っ
===lﾆﾆﾆﾆl
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
(⌒'⌒'~)
|＿＿_| 炒めた肉を取り出し 赤葡萄酒で
（ ・∀・） 焦げをこそげるやうにして下さい
ヽ＿,.-､＿,.-､＿,-､＿,-､＿,-､＿,-､＿,-､＿,-､＿,-､＿ノ
○
o ∧∧
o(,,ﾟДﾟ) ﾄﾞﾎﾟﾄﾞﾎﾟ
(二二=､ >っ
===lﾆﾆﾆﾆl ヽﾆﾆ/
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
(⌒'⌒'~)
|＿＿_| 肉と焦げを溶かした葡萄酒を大鍋に入れ、
（ ・∀・） さらに葡萄酒を足して火にかけます
ヽ＿,.-､＿,.-､＿,-､＿,-､＿,-､＿,-､＿,-､＿,-､＿,-､＿,-､＿,-､_ノ
○
o ∧∧ o
( ,,ﾟДo二二=､
（ ´ﾉ o|￣￣|o
==== | |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
∧∧
,||､ (Дﾟ ,,)
| |. < y o|￣￣|o
| | ====| |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
∧∧
o(,,ﾟДﾟ) ﾄｸﾄｸ
(二二=､ > o|￣￣|o
==∀= | |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
∧∧
,||､ (*ﾟДﾟ) ｳﾏｰ
| | < y∀o o|￣￣|o
| | ==== | |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
从_
∧∧ て (ﾞ(ﾞ
,||､ (； ﾟД) ﾞ）ﾞ）
| | < y∀o o|￣￣|o
| | ==== | |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
┌────ﾍ────‐
│ あ、いかんいかん
(⌒'⌒'~)
|＿＿_| アルコオルが飛んだら
（ ・∀・） 湯むきした赤茄子とドミグラスソオス、
好みの野菜を入れてひたすら煮込めば完成です
ヽ＿,.-､＿,.-､＿,-､＿,-､＿,-､＿,-､＿,-､＿,-､＿,-､＿,-､＿,-､＿,-､＿ノ
О
o ∧∧ (ﾞ(ﾞ
(,,ﾟДﾟ) ﾞ）ﾞ） ｸﾞﾂｸﾞﾂ
|く yo|￣￣|o
C' .===| |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
───────‐ﾍ──────────┐
おゝ、旨さうな匂ひがしてきたぢやないか ｜
. ──────────────────┘
∧∧
,||､ (Дﾟ ,,)
| |. < y o|￣￣|o
| | ====| |
￣￣￣￣o￣￣￣￣￣￣￣￣￣
r'⌒^⌒^○^ヽ
（ ………… ）
ゝ＿,､＿,､＿ノ
煮えるまでの間 |
もう少しだけ飮むか… |
────────y────┘
∧∧ (ﾞ(ﾞ
o(,,ﾟДﾟ) ﾞ）ﾞ）
(二二=、 > o|￣￣|o
==∀= | |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
(ﾞ(ﾞ
ﾞ）ﾞ）
┌─ ┐
_┻┻ _. o| |o
┌―┬┴┬┴┬─┴─.┴―┬┐
├┬┴ l ⌒l─┴─l ⌒l‐─┬┴┤
├┴┬ l l----- l;;从ｌ‐┬┴─┤
└―┴┴/┴―─┴/┴'┴──┘
∧∧
,||､ (^Д^*)
| | o∀y >
| | （,,,ﾉ⊃）
￣
─────‐ﾍ────────┐
いやあ、日本酒も良いが、 ｜
葡萄酒もなか／＼乙な物だな ｜
────────────ｷﾞｺﾊﾊﾊ
(ﾞ(ﾞ
ﾞ）ﾞ）
┌─ ┐
_┻┻ _. o| |o
┌―┬┴┬┴┬─┴─.┴―┬┐
├┬┴ l ⌒l─┴─l ⌒l‐─┬┴┤
├┴┬ l l----- l;;从ｌ‐┬┴─┤
└―┴┴/┴―─┴/┴'┴──┘
,||､ ∧∧
| |､(Дﾟ *)
| |、 y ∀o
￣ （,,,ﾉ⊃）
.─────‐ﾍ─────────────┐
しまつた！ 全部飮んでしまつた |
かみさんと一緒に飮むつもりだつたのに… |
───────────────────┘
｜おい、葡萄酒を買つてきてくれ
|| └──────y───────
.|| ∧∧
.＿＿＿Ｏ|| /ﾉ人ヽ (ﾟДﾟ*)
井 井 井 || (*ﾟーﾟ) < y >
井 井 井|| (,, ｙ~) ====
井 井 井 || ⊂(＿__）┳━━━━┳ ∪∪
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
┌────ﾍ────────
｜はい、 …あなた、何だか
｜顏が赤くなつてますは ┌──────ﾍ───────
｜ば、馬鹿を云ふな。氣のせゐだ
あとは煮込むだけか、思つたより簡單だつたな |
男子たるもの、これからは料理くらゐできなければ |
───────────y───────────┘
∧∧ (ﾞ(ﾞ
(ﾟдﾟ,,) ﾞ）ﾞ）
oー'y o|￣￣|o
｀ﾞｰ==| |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
────────ﾍ───┐
さて、味の方は……と |
ｽﾞｽﾞｽﾞ
∧∧ (ﾞ(ﾞ (ﾟдﾟ)ｳﾏﾏﾏｰ
*･゜ﾟ･*･゜ﾟ･* (ﾟДﾟ*) ﾞ）ﾞ）*･゜ﾟ･*
oー'y o|￣￣|o
｀ﾞｰ==| |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
∧∧ (ﾞ(ﾞ
(*ﾟДﾟ) ﾞ）ﾞ）
oー'y o|￣￣|o
｀ﾞｰ==| |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
───────‐ﾍ────────────────┐
こここ、こんなに旨いものができるとは思はなかつたぞ！ |
早くかみさんに食はせて驚かせてやらう |
／ 冫 ∧∧ (ﾞ(ﾞ
ﾀﾀﾞｲﾏ ｶｴﾘﾏｼﾀ (Дﾟ ,,) ﾞ）ﾞ）
＼ oー'y o|￣￣|o
｀ﾞｰ==| |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
───────ﾍ──
ん、歸つてきたな
>>384へ續く。。
* * 後日 * *
ヽ人_从人__从_从人__从人_人_从人_从_人__从_从人_从人/
》 あなた、何ですかこの大變な額の請求書は！！ 《
》 だいたい、鍋やお玉なんてあるもので充分なのに 《
》 新しい物を一式買ひ込むなんて、あなたといふ人は 《
Y⌒YW⌒Y⌒WW⌒⌒Y^/／⌒W⌒Y⌒WY⌒YW⌒Y⌒WY
|| /´
.＿＿＿Ｏ|| /ﾉ人ヽ ∧∧
井 井 井 || (#ﾟдﾟ) (ﾟДﾟ；)
井 井 井|| (,, ｙ~_lっ□ く_]ﾆ[__>
井 井 井 || ⊂(＿__）┳━━━━┳（,,,ﾉ⊃）
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
┌───‐ﾍ─────
｜いや、その、つい…
└───────ｽﾏﾝ
〜チヤン／＼〜
( ﾟДﾟ)
| っ日 即時的に堪能致しました
と_）_）
お疲れ樣です。樂しく拜見いたしました。
∧＿∧
（；´Д｀） ＜何故呼んで貰へなかつたのだらう…
く y >
ﾉﾉ川川
（＿_）＿）
>>383で椎子さんとデェトしてゐる事になつてますよん。
仁太君の物語>>378-386の別視點版と云ふ譯で。
良き哉！