∧ｗ∧
.| || （ﾟーﾟ* ）
:| ||:: . D旦⊂l
:| || | .|＠
.:| || ∧ｗ∧ し'` J
. _.三三三三三三三|___|| 三三三（,, ﾟДﾟ）三三三三三三三三三
./ / / / / / / // / / / / / / / .（ ∞ ）/ / / / / / / / / / /
/ / / / / / / / / // / / / / / /.（,,_つ ＠/ / / / / / / / / /
￣￣￣￣￣￣￣￣￣|￣|::|￣￣￣￣(_丿￣￣￣￣￣￣￣`|
,,. ,. ,..., ,, ,, ,| |,.i ,.,.. ,.,,,. ,.,. ,,,. ,,,,. , ,,, ,|
"" '"`" "''`"'' ' `" "''`
（ﾟーﾟ* ) どうしたの？ 考え込んじゃって…
（,, ﾟДﾟ） ん……ああ､ちょっとな……
.| || ∧ｗ∧
:| ||:: . . （ﾟーﾟ* ）
:| || .(つ と )
.:| || ∧ｗ∧ (__(＿つ
. _.三三三三三三三|___|| 三三三（, -Д-）三三三三三三三三三
./ / / / / / / // / / / / / / / .（ ∞ ）/ /旦/ / / / / / / /
/ / / / / / / / / // / / / / / /.（,,_つ ＠/ / / / / / / / / /
￣￣￣￣￣￣￣￣￣|￣|::|￣￣￣￣(_丿￣￣￣￣￣￣￣`|
,,. ,. ,..., ,, ,, ,| |,.i ,.,.. ,.,,,. ,.,. ,,,. ,,,,. , ,,, ,|
"" '"`" "''`"'' ' `" "''`
（, -Д-） 実はな､一年前の事を思い出してな……
（ﾟーﾟ* ） ……そう…
.| || ∧ｗ∧
:| ||:: . . （ﾟーﾟ* ）
:| || .(つ と )
.:| || ∧ｗ∧ (__(＿つ
. _.三三三三三三三|___|| 三三三（-Д-,） 三三三三三三三三三
./ / / / / / / // / / / / / / / .（ ∞ ）/ /旦/ / / / / / / /
/ / / / / / / / / // / / / / / /.（,,_つ ＠/ / / / / / / / / /
￣￣￣￣￣￣￣￣￣|￣|::|￣￣￣￣(_丿￣￣￣￣￣￣￣`|
,,. ,. ,..., ,, ,, ,| |,.i ,.,.. ,.,,,. ,.,. ,,,. ,,,,. , ,,, ,|
"" '"`" "''`"'' ' `" "''`
（ﾟーﾟ* ） ……あなたの友達のこと……？
（-Д-,） …いや､それもそうなんだが……
. . .
──あの事を……
伝えていったほうがいいのか………
伝えるべきじゃないのか………
それを考えていたんだ……
.| || ∧ｗ∧
:| ||:: . . （ﾟーﾟ* ）
:| || .(つ と )
.:| || ∧ｗ∧ (__(＿つ
. _.三三三三三三三|___|| 三三三（ﾟДﾟ,, ）三三三三三三三三三
./ / / / / / / // / / / / / / / .（ ∞ ）/ /旦/ / / / / / / /
/ / / / / / / / / // / / / / / /.（,,_つ ＠/ / / / / / / / / /
￣￣￣￣￣￣￣￣￣|￣|::|￣￣￣￣(_丿￣￣￣￣￣￣￣`|
,,. ,. ,..., ,, ,, ,| |,.i ,.,.. ,.,,,. ,.,. ,,,. ,,,,. , ,,, ,|
"" '"`" "''`"'' ' `" "''`
（ﾟーﾟ* ） …あなたは伝えていきたくないの？
「あの出来事」を風化させてしまっていいの？
（ﾟДﾟ ,,） ……俺だってできれば伝えていきたいさ……
.................................................................................................................
.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.
ｖｗｖｗｖvｗｖｗｖｗｖｗｖvｗｖｖｗｖｖｗｖｖｗｖｖｗｖｗｖvｗｖ ｖｗｖvｗ
V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/
|,|| || ,|| || ,|| || || ,|| || ,|| || || ,|| || || ,|| || || ,|| || ||
''''' '''''' '' ''''' ''''' '''''' '' ''''' '''''' '' '''''''' '''''' ''
:;:,::,, ..,. :;;, :;:,::,,. V/ ..,. :;;, :;:,::,, :;:,::,, ..,. :;;, ;;:. ;:...,
V/ 人
人 (´∀｀ ) V/ ,,,,,,:;. ..,.,,,.,,.,......
( ﾟーﾟ) ,..,.,.,::, 人 :;:,::,,
:;:,::,,..: ,............,.,., :;:,::,, (･∀･) :;...:;:,::,,
（,, ﾟДﾟ） でも…あの日以来､俺たちは必死で頑張ってきた。
おかげでこのニラ園も､前までとは行かないが
かなり元通りになってきたんだ…
だから……
. あんなに辛い出来事は──
「なかったことにする」のがいいんじゃないか─って
, ' , `
考えちまってな……
, .
ｿ"ヽ ﾉ"ヽ
| )ゝヽ //ヽｿ ﾉ..<ヽ:l,.
l "'￣ "`" :|
l ○ ○ :l
｜ :|
l ＿＿＿, ＊丿
ゝ.,,,, . <'
ﾉ ヽ
（ﾟーﾟ* ） ──でも あなた､この事が忘れ去られた後､
いつかまた､同じような事が起きたとき……
子供たちはどうすればいいの？
/"ヽ /＼
/ //ヽ /lヽ :l,.
l ￣ "` .. ::|
| ○ .:l
｜ :|
l ￣ヽ /
ヽ⌒ . <
ﾉ ヽ
（ﾟーﾟ* ） あなたが子供に話してあげれば…
─最初は､子供は驚くかもしれないけど
きっと､将来､どんなことがあっても
｢父さんみたいに､この里を守るぞ｣
って言ってくれると思うわよ。
（ﾟДﾟ ,,） ………そうだな……。
───俺たちが……伝えていかなきゃな…
…あの出来事を…… 後々まで…語り継いでいかなければな…
──序章──
終