∧＿∧ ∧＿∧
（ ´Д｀） <｀∀´ >
（ ） （ ）
｜ ｜ | ｜ ｜ |
（_＿）＿） （＿（＿_）
（ ´Д｀）「それでは宜しくお願いするモナ」
<｀∀´ >「了解しますたニダ」
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|||||||||《 Ｖ Ｏ Ｏ Ｍ 》|||||||||《 Ｖ Ｏ Ｏ Ｏ Ｏ Ｏ Ｏ Ｏ Ｏ Ｏ 》||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ｱ ∧_,,∧ ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
_＿＿＿＿＿_ <｀Д´*>＜ アジョシ！！がんばるの！すぐにソウルのニダ研病院に搬送するの！それまで耐えるの！
＼ ())<#Д｀>>>＼ ⊂⊂ ） ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ヽ￣⌒⌒⌒⌒￣) （__（__￣） ＼ |＼
＼ ｱ､ｱｲｺﾞ ＼ ＼|＼
(＿＿＿＿＿_,,ノ
<´Дﾒ> ｷ･･ｷﾑﾁ･･･ｳﾏ
⊂/⌒~|⊂ /(())
朴璟遠（パク・キョンウォン）中領による患者の移送作戦が始まった・・・
| l二l l二l l二li.ー‐‐[]||*｀Д´>||｀Д´>||;[j
|＿＿＿＿＿||＿＿|||ﾞ-r----''------ﾞー-,､..
|jー‐;,,|r-|ヽ/|||＼／||ﾞ^i､ｨー-ﾍjﾛlOoll=l=lloOlﾛj
ｨ'"｀ヽi|/|/ヽ|||／＼|| / ｨ'"｀ヾヽﾍ;;ﾆﾆﾆﾆ;;/､ヽ
i 〇 lﾍﾆﾆﾆ二二二/__i 〇 ;lll,ｨ'ﾝ===ヽﾍ) ;lll
ヽ＿.// ヽ＿_// ヽ＿.//
ところが・・・
｡ ∧＿∧｡ﾟ
ﾟ <ﾟ ｀Д´ﾟ>っﾟ 今日のところは、引分けにしておいてやるニダ
(つ / 覚えてろよ！コミュニストども！
| （⌒） ｱｲｺﾞｰ！
し⌒
∧＿∧
< ；｀∀´> ﾊｧﾊｧ やっと漢江まで着いたニダ
（ ）
｜ ｜ ｜
〈＿フ__フ
∧＿∧
< ；｀Д´> ・・・
（ ）
｜ ｜ ｜
〈＿フ__フ
|ヽ、 |ヽ、
/ ヽ─┴ ヽ
.／!||!（゜＼'iii'／゜）ヽ アイゴー！
／ﾉ( "","ニ..,ニヽ"v＼
＼⌒ ＼/ ｛y~ヽ~~Y ,／"
.>. i. |k.,,.,!,..,r| |
／ ヽニﾆニニ>＼
ﾟ <ﾟ ｀Д´ﾟ>っﾟ 漢江大橋が落とされてるニダ！ソウルに赤旗が翻っているニダ
(つ / コミュニストどもにソウルが陥されたニダ！！
| （⌒） ｱｲｺﾞｰ！
し⌒
,ｲニニニニニ;ﾆﾆﾆﾆｨ============ヽ__
| l二l l二l l二li.ー‐‐[]||*｀Д´>||｀Д´>||;[j
|＿＿＿＿＿||＿＿|||ﾞ-r----''------ﾞー-,､.. ∧＿∧
|jー‐;,,|r-|ヽ/|||＼／||ﾞ^i､ｨー-ﾍjﾛlOoll=l=lloOlﾛj <｀Д´ ；>
ｨ'"｀ヽi|/|/ヽ|||／＼|| / ｨ'"｀ヾヽﾍ;;ﾆﾆﾆﾆ;;/､ヽ （ ）
i 〇 lﾍﾆﾆﾆ二二二/__i 〇 ;lll,ｨ'ﾝ===ヽﾍ) ;lll ｜ ｜ ｜
ヽ＿.// ヽ＿_// ヽ＿.// <＿<＿_〉
｀Д´>「朴二等！何があったニカ？」
<｀Д´ ；>「ソウルに敵兵が突入したニダ！漢江大橋が落とされてるニダ！」
*｀Д´>||｀Д´>「・・・・・・・・」
ナ ゝ ナ ゝ / 十＿" ー;=‐ |! |!
cト cト /＾､_ﾉ | ､.__ つ （.__ ￣￣￣￣ ・ ・
,. -─- ､._ ,. -─v─- ､._ ＿
,. ‐'´ `‐､ __, ‐'´ ヽ, ‐''´~ ｀´￣`‐､
／ ヽ､_／)ﾉ ≦ ヽ‐'´ `‐､
/ ／￣~`'''‐- ､.._ ノ ≦ ≦ ヽ
i. ／ ￣l 7 １ ｲ/l/|ﾍ ヽﾍ ≦ , ,ﾍ ､ i
,!ヘ. / ‐- ､._ u |/ l |/ ! ! | ヾ ヾ ヽ_､l ｲ/l/|/ヽlﾍﾄ､ │
. |〃､!ﾐ: -─ゝ、 ＿_ .l ﾚ二ヽ、 ､__∠´＿ |/ | ! | | ヾ ヾﾍﾄ､ l
!_ﾋ; Ｌ(.:)＿ `ｰ'"〈:)_,` / rｉヽ_(:)_i '＿(:)_/ ! ‐;-､ ､__,._-─‐ヽ. ,.-'､
/｀ﾞi u ´ ヽ ! !{ ,! ` （ } ' (:)〉 ´(.:)｀i |//ﾆ !
_／:::::::! ,,..ゝ! ﾞ! ヽ ' .ﾞ! ７ ￣ | ﾄy'/
_,,. -‐ﾍ::::::::::::::ヽ、 r'´~｀''‐､ ／ !、 ‐=ﾆ⊃ /! `ヽ" u ;-‐i´
! ＼::::::::::::::ヽ `ｰ─ ' ／ ヽ ‐- ／ ヽ `￣二) /ヽﾄ､
i､ ＼:::::::::::::::..､ ~" ／ ヽ.＿__,.／ //ヽ、 ー
*｀Д´>||｀Д´>「ウリナラ・・・オワタ・・・」
∧＿∧ ∧＿∧
（ ´Д｀） <｀Д´ >
（ ） （ ）
｜ ｜ | ｜ ｜ |
（_＿）＿） （＿（＿_）
<｀Д´ >「師団長！段列は全てソウル郊外で足止めされました！！伝聞情報ですが漢江大橋はすでに落とされ
敵はソウルに突入した模様です！西大門の政治犯収容所が解放され、市内には赤旗が林立しております！」
（ ´Д｀）「・・・・」
. . .... ..: : :: :: ::: :::::: ::::::::::: ::::｜. . : : : :: : : :: : ::: :: : :::: :: ::: ::: :::::::::::::::::
∧＿∧ . . . .: ::::::::: ::::｜ . . . : : : : ∧＿∧:::::: :::::::::: ::::★:
/彡ミ゛ヽ;）ー､ . ::::::::::::｜ （;;;:::::: ） . . .: : : ::: : :: :::::::
/ :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :::::::｜ /⌒:::::⌒＼:. . .: : : :::::: ::::::::
/ :::/;;: ヽ ヽ ::ｌ: : : : ::::｜ /;;;;;::::::::::::: ＼. .:: :.: ::: . ::::::::::
￣￣（_,ノ ￣￣￣ヽ､_ノ :::::: ｜ |;;;;:::::::::::: ﾉ＼ .＼::. :. .:: : :: :::
.┌───┴───┐
.│ ウ リ ナ ラ │
────────┤ 終 了 ├────────────
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: │ │:::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: └───┬───┘:::∧＿∧ . . . .: : : ::: : :: ::::::: ::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::: ::: :::::::::::｜ :::（,-‐､＿,‐-､ . . . .: : : ::: : :: ::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::: :::::: :::::｜ :::/ , :::::::::::: ＼ . . . .: : : ::: : :: :::
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::::::::::::::::::::::∧＿∧::: ::::: :: :::::::::::｜ :::（＿二 / ペンキ塗りたて /::::
:::::::::::::::/⌒￣⌒ヽ）'ヽ:::::::::::::::::: :| :::l⌒/＿＿＿＿＿＿＿＿/:::::::
::::::::::::/;;;;;;;;;:: ::::ヽ;; |::::::::::: :::: :.| ::::::||￣i￣|| | ::| ::|| ::::::||:::::::::
:::::::::::|;;;;;;;;;:: ﾉヽ__ノ: :::::: :: : :::::| ::::::||:::_,| :::|| | ::| ::::|| ::::::||:::::::::
￣￣l;;;;;;::: /￣￣￣￣￣::::: ::| ::::::||（＿,ﾉ||. （＿_） ::::|| ::::::||:::::::::
（ ´Д｀）「もう・・・だめぽ・・・」
前線では・・・
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<◎Д◎】>「ソウルが落ちたニダ！！ウリナラはもうホロン部！！！」
<｀Д´#>「アホか！貴様！！士気を下げることを言うなボケ！！」
ウリナラ軍第1師団の士気は0になりました
しばらく後・・・・
6月28日の正午ごろからここにも敵が進出し始め、敵の砲弾を避けるためこの川の堤防の陰に
指揮所を移した・・・
. ∧＿∧
_.(´･ω･`)_
∧＿∧ |（ ）.| ∧＿∧
< ´・ω> ..／￣￣|ﾞﾞﾞ|)￣￣＼ <´・ω・｀>
. ∧＿∧ ）;;;／ ￣ ＼（ ∧＿∧
< ´・ω>二;;;／ (|ﾞﾞﾞ| |ﾞﾞﾞ|) .＼;;;二ミ´・ω・｀彡
. ||（ ）;;;／ ￣ ￣ . ＼ （ ）||
||￣|二;;;;;;;;;／ (|ﾞﾞﾞ| |ﾞﾞﾞ|) ＼ ;;;二|￣||
師団司令部はまるでお通夜のような状況であった・・・最後の最後まで漢江北岸を固守しながら、最後には敵中に
孤立というなんとも最悪な状況に陥っていた・・・
. ∧＿∧
_（ ´Д｀)_
∧＿∧ |（ ）.| ∧＿∧
< ｀Д> ..／￣￣|ﾞﾞﾞ|)￣￣＼ <｀д´ >
. ∧＿∧ ）;;;／ ￣ ＼（ ∧＿∧
< ｀Д>二;;;／ (|ﾞﾞﾞ| |ﾞﾞﾞ|) .＼;;;二ミ´Д｀ 彡
. ||（ ）;;;／ ￣ ￣ . ＼ （ ）||
||￣|二;;;;;;;;;／ (|ﾞﾞﾞ| |ﾞﾞﾞ|) ＼ ;;;二|￣||
（ ´Д｀)「しょぼくれたところで戦況は変化しないから、今後の手立てを考えよう、各部隊の状況は」
<｀д´ >「参謀長であるウリからまとめて報告しまつ、11・12・13連隊並びに第6砲兵大隊共にすでに
ほとんどの弾薬を使い切っており、これ以上の交戦は不可能でつ」
（ ´Д｀)「諸君らも聞いたと思うが今朝ソウルは陥落した模様だ・・・陸軍本部との通信も途絶し、漢江大橋もすでに
落とされた。この4日間、諸君らは実によく戦ってくれた・・・特に増援に来てくれた諸君らには感謝の言葉もない
しかし、ソウルが陥落した以上、もはやこれまでである。アメリカ軍が参戦したようだが、先ほどの誤爆からも
わかるとおり、自分の国は自分で守らねばならない。そこでウリは戦力を温存して撤収することに決めた。
後退目標は始興（シフン）にある歩兵学校とし、ここが敵の手に落ちていればかつでウリらが討伐に当たった
智異山に立てこもってゲリラとなり、最後の一兵まで戦おう・・・3年も戦えば何かの変化もあるだろう・・・
とにかく一刻も早く渡河点を確保せよ、白昼の退却戦になるがしっかりやってくれ」
< ｀Д>ミ´Д｀ 彡< ｀Д>< ｀Д>「了解！！チュンソン！忠誠！」
_（ ´Д｀)_
∧＿∧ |（ ）.| ∧＿∧
< ｀Д> ..／￣￣|ﾞﾞﾞ|)￣￣＼ <｀д´ >
. ∧＿∧ ）;;;／ ￣ ＼（ ∧＿∧
< ｀Д>二;;;／ (|ﾞﾞﾞ| |ﾞﾞﾞ|) .＼;;;二ミ´Д｀ 彡
. ||（ ）;;;／ ￣ ￣ . ＼ （ ）||
||￣|二;;;;;;;;;／ (|ﾞﾞﾞ| |ﾞﾞﾞ|) ＼ ;;;二|￣||
（ ´Д｀)_「さて、後退するためには漢江をわたらなければならない・・・どこを渡河点にするかおのおの意見を出して
ほしいモナ」
/
/
／￣￣￣￣￣￣ ／
| 意見具申ニダ。 /
＼＿＿_＿ ＿＿ |
∨ |
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∧＿∧ |
ミ ´∀｀彡∩ |
（ 丿 ＼
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
∧
／￣￣￣￣￣￣ ￣￣￣￣￣
| どうしたニカ？慶禄ニム
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
. ∧＿∧
_（ ´∀｀)_
∧＿∧ |（ ）.| ∧＿∧
<； ｀∀> ..／￣￣￣￣￣￣＼ <｀д´ >
. ∧＿∧ ）;;;／ ＼（ ∧＿∧
< ｀Д>二;;;／ (|ﾞﾞﾞ| |ﾞﾞﾞ|) .＼;;;二ミ´∀｀ 彡
. ||（ ）;;;／ ￣ ￣ . ＼ （ ）||
||￣|二;;;;;;;;;／ (|ﾞﾞﾞ| ＼ ;;;二|￣||
ミ´∀｀ 彡「河を渡るには敵から遠く、味方から近いところがイイニダ、上流の二山浦（イサポ）で部隊をわたらせるべきニダ」
（ ´∀｀)「なるほど・・・」
ミ´∀｀ 彡「ウリはイルジェ陸軍の第20師団で勤務してた折にそこで渡河訓練をしたことがあるから良く知ってるニダ」
/
/
／￣￣￣￣￣￣ ／
| 異議ありニダ。 /
＼＿＿_＿ ＿＿ |
∨ |
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∧＿∧ |
< #｀Д´>∩ |
（ 丿 ＼
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
∧
／￣￣￣￣￣￣ ￣￣￣￣￣
| どうしたニカ？榮喜ニム
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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_（ ´∀｀)_
∧＿∧ |（ ）.| ∧＿∧
<； ｀∀> ..／￣￣￣￣￣￣＼ <｀д´ >
. ∧＿∧ ）;;;／ ＼（ ∧＿∧
< #｀Д>二;;;／ (|ﾞﾞﾞ| |ﾞﾞﾞ|) .＼;;;二ミ｀Д´# 彡
. ||（ ）;;;／ ￣ ￣ . ＼ （ ）||
||￣|二;;;;;;;;;／ (|ﾞﾞﾞ| ＼ ;;;二|￣||
< #｀Д>「慶禄ニムは素人だから困るニダ！！工兵の専門的見地から言えばそんな川幅が広くて渡河用資材の
確保できないところで渡河するなんて無理ニダ！！ここは敵から近いことを承知の上で、なおかつ古くから
渡し舟が通っている金浦空港近くの幸州（ヘジュ）がイイニダ！」
崔榮喜大領は学徒出陣の折に工兵少尉として千葉県松戸市の工兵学校で教育を受けていた。
工兵の見地からすると、浮き橋や門橋（船を橋桁代わりに使って橋を作る方法）をするためには資材の多いところ
つまり家など木造構造物が多く、渡し場があるところがいいというのである。
ミ｀Д´# 彡「なんだと！！工兵だからって偉そうな口叩きやがって！！学コロの癖に！！金浦空港には敵の
別働隊が近づいているんだぞ！！そんなところで渡って敵に鉢合わせしたらどうするつもりニダ！！」
（ ´Д｀)「二人ともけんかはやめるモナ・・・ここは緊急渡河だから何も一つに絞ってやることはない・・・二手に分かれて
河を渡ろう・・・」
しかし・・・この認識は甘すぎたことをすぐに思い知ることになる・・・