∧_,,, ﾋｶﾞｼ〜
〜 (#ﾟ;;-ﾟ)
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| どこへ行くんだい？
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| 東か・・・私に話を
| 聞かせてくれんか？
＼＿＿＿＿＿ ＿＿＿
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(#ﾟ;;-ﾟ) ﾋｶﾞｼ…ｲｸ （´ー`） ﾄﾅﾘﾆ ｽﾜﾘﾅｻｲ
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| なんでお前さんは東へ行くんだい？
＼
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（ ´ー） (-;;ﾟ#) ﾋｶﾞｼ…ﾗｸｴﾝあﾙ…
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| ふふ・・・やはりな。
| 私もそうだったよ。
＼
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（ ´ー） (-;;ﾟ#) !!ﾗｸえ…ﾐ…ﾐﾂかｯ…ﾀ…?
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| ふふ。旅してたらこんな年になってしまってなあ。
| まあ、私の話を聞いてくれんか？
＼
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（ ´ー） (-;;ﾟ#) ｳ…ん
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私は見ての通り丸耳でなあ・・・。当然、君のように何度も殴られたりしていた。
─── 耐えられなく、自殺をしようと思ったある日、東の楽園の話を聞いたんだ。
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| 東に行けば、俺達丸耳でも
| 幸せになれる楽園があるらしいぜ！
＼
￣￣￣|／￣￣￣￣
／￣￣￣￣￣￣￣￣
| 本当かよ！？
| お前も自殺なんか止めて、一緒にたのむぜ！
＼
￣￣￣|／￣￣￣￣
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（ ´∀｀） （ ´∀｀） （´∀｀ ） ｵｳ!
⊂ つ （ ） （ ）
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（_＿）＿） （＿（＿_） （＿（_＿）
しかし仲間は殺された・・・。
私は間一髪で逃げたが、絶望したよ。
／￣￣￣￣￣￣￣￣
| 家畜の分際で外歩くんじゃねえ！
＼
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∧＿∧ ｽﾞｷﾞｭｰﾝ ∩＿∩ ;;:;：;'' ∩＿∩
（ ・∀・）_____________________、 从 （ ´Д）※； ;: ;:;, （´Д｀l|l）
（ つ==○====------l＝;; ＞ （ ;;:; ；;:： ;;:； ;； とと ）
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（＿）_＿） と⌒⌒つﾟД。）つ （__ノ__ノ ''' （＿（＿_）
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それでも私はあきらめなかった。
だけど、結局どこまで東に行っても無かったよ・・・。
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〜 〜（ ´Д） ﾋｶﾞｼ…ｸｿｫ…ﾄﾞｺﾀﾞﾖ…
〜 〜 （ つ つ
〜 〜人 ヽﾉ
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そして、この場所に着いた・・・。
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| ふう・・・もう何十年歩いたんだろう・・・。
| まだ見つからんのか・・・？
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| 少し休もう・・・。
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そこからみた流れ星は、夢色の絵の具で描いた宝石のようだった。
私は年甲斐も泣く泣いてしまったよ。
そして気づいたんだ。
──── ここが私にとっての楽園だ と。
こんな場所、どこにでもあるのにな。楽園だなんて可笑しいとは思わんか？
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| 結局私は「東」の楽園は見つけられなかった。
| でもここが私にとっての「最高の楽園」さ。
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（ ´ー） (-;;ﾟ#) ｺｺ…ﾋｶﾞし…?
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| いやいや・・・なんと言えばいいか・・・。
| お前さんも必死に旅をすれば分かるはずさ。
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| まあ、頑張ってくれ。
| 私はお前さんなら伝説の「東の楽園」を見つけられると信じとるよ。
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| 事故に気をつけてな。
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（ ´ー） (ﾟ-;;ﾟ#) ﾗｸえﾝ…ﾐﾂけﾙ…
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| ・・・・・早く気づいてくれればいいが・・・。
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楽園は、自分自身の心の中にしかないということを・・・。